Jack Purcell ➀

ヴィンテージ CONVERSE を紹介するにあたり一番最初に 紹介するのは、Chuck Taylor でなくこの Jack Purcell にしました。なぜなら私が若い時にお気に入り一つだったからです。80年代に銀箱入りのJack Purcell を初めて買って素足で履き何度も海へ行った記憶があります。当時 Jack Purcell の歴史なんか知りません。隔週で発売されていた愛読雑誌の Popeye に紹介されバドミントン選手だった Jack Purcell の名前がこのシューズに使われ『スマイル』と言う愛称だと知り、なぜか興味を持って?当時 Made in USA だったら神戸のガード下と言うお決まりごとがあり、神戸まで行って買った記憶が残っています。

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参考
その時の Popeye の記事は、映画 『卒業』でダスティ・ホフマンが履いていたという紹介だったと記憶しています。今から考えるとこの映画は、60年代だから BF Goodrich 時代の Jack Purcell になるのです。
(実際映画館で観たのは、リバイバルで 1972年だったな?Jack Purcell が CONVERSEに買収された年ですね?)
私が最初に買った Jack Purcell その時の靴がまだ残っています。

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酷い状態ですが、なぜか捨てられないのです。
インソールの柄やヒゲの部分のヒールラベルなんか完全に消えてしまっています。
サイドテープもひびが入って割れています。
昔からスニーカーを大切に履くことを務めていたのか、絶対に草履履き(かかとの部分を踏んで履く)をしていなかったので結構持ちが良かったんでしょうね?
この Jack Purcell 購入の後に80年代 Topsider のデッキシューズや Tretone のテニスシューズを買いましたが、すべて破れて廃棄してしまいました。しかしこれだけが今でも残っているのです。捨てるほどの物でなくそのままたまに履いていました。
頑丈にできているのかもしれません。
アメリカ製が無くなってからスニーカーをあまり履かなくなりました。
なぜならアメリカに来てからは、やはりRed Wing が中心になったのです。このシューズも大好きです。しかし今では、Danner に代わっていますが・・・(笑い)
2000年後半だったと思うのですが、ニューヨークマンハッタンSOHOの大きなアーミーネイビーショップの地下でデッドストック物が大量に置かれていてその中から探し出して買った90年代のスエード Jack Purcell が現在でも活躍しています。(これが私の2代目の Jack Purcellになります。)

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